真由美銀座のホステスになる!!
一般記事 2007/0429 Sun 02:02:25
真由美がこの部屋を出て行って
かれこれ一ヶ月になる。
5年半も一緒にいた女性がいなくなって
男ひとり悲しみに打ちのめされている。
と言うのはうそで、
忙しさのなかで悲しむ暇もない。
いままで真由美がやってくれていた
「掃除」
「洗濯」
「買い物」
「料理」
「健康管理」
などなどを自分でやるようになったからだ。
よく、ひとり暮らしをしてはじめて判る親のありがたみ
という言葉があるが
僕の場合は真由美のありがたみである。
今でもときどき電話が来るが
昨日の電話の話には驚いた。
真由美は銀座のホステスにトライしたのだ。
よくドラマや映画では
女性が成り上がるためやお金に困った時に
水商売に転身するという展開がある。
もしかしたら多くの女性が
「いざとなったらホステスになればいいや・・・」
と思っているかもしれない。
真由美と暮らしているときも
ときどきそういう話題になった。
黒革の手帳がテレビでやっていた時に
「わたしでも銀座のホステスになれるかな。」
と言われたので
「一度トライしてみたらいいじゃん。」
と答えておいた。
というのは
まさか真由美がホステスになるなんて思わなかったからだ。
というのは
真由美は客扱いが嫌いだし、
タバコもお酒もだめなのだ。
そんな彼女が銀座の高級クラブに向くわけがないと
思っていたからである。
ところでなぜ銀座なのか?
高級クラブホステスと
高級ソープ嬢は
鮭や鯉とちがって
下から上に行くことはまれなのだ。
前にも書いたが
銀座の高級クラブのホステスはやはり一級品だ。
僕はあまりクラブ活動はしてこなかったが、
そんな僕でも銀座のホステス嬢の質の良さは判った。
ひとことでは言えない。
いい女とは顔が美人だとか、
おっぱいが大きいとかじゃなくて
「いい女」オーラを持っている。
それが銀座と言う街で付いたものなのか
それともそういう女性だけが暮らすことを許された街なのか
きっと後者なのだろう。
いろんな地方の歓楽街で
その街のクラブに行ったが
そこは女性がいる飲み屋というものだった。
高級クラブといっても
その街で一番のホステスがいる飲み屋ということだ。
お店の格さえ落とせば
女性というだけでホステスとして雇ってくれるだろう。
若いというだけで歓迎されるだろう。
でもそれじゃ面白くない。
女ならば銀座で通用するかどうかなのだ。
と普段から真由美には言っていた。
でもまさか真由美が銀座のクラブの扉を開けるとは・・・・
つづく
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