
僕の知り合いが離婚した。
結婚20年
はじめて付き合った同士のふたりだった。
娘17
息子15
彼の実家で彼の両親と暮らしていた。
離婚の理由
「私は絶対にあなたの親と同じ墓には入りたくない。」
若いふたりが恋愛して結婚する。
素晴らしいことだ。
しかし不思議なことに女性は嫁と呼ばれ嫁という役割をしなければいけなくなる。
まるで奴隷だ。
どうして
ひとりの男性を愛してそのひとの
妻
になっただけなのに
老人の面倒という仕事がついてくるのだ?
その老人に財産があり
自分の旦那がその老人の築いた経済活動を譲り受けるというのならばわからないでもない。
会社やお店などの経済活動の基盤を継げるということだ。
しかしその老人が元サラリーマンだったりしたら
ただの老人でしかない。
嫁と
一人っ子のむすこ
は立場が似ている。
僕は一人っ子だ。
小さい時から平サラリーマンの父親は僕に何度もこう言った。
「お前を育ててやってる。」
しかし考えてみてほしい。
僕の両親にしたら僕は彼らの葬式をあげて墓を守る役目があるのだろう。
なにか役目を任せるのならば
育ててやってるという理論はおかしい。
もし僕の父親が何らかの経済活動の基盤を持っていて(そしてそれは彼が自ら作りあげたもの)
を僕が継げるというのならば、その代価として両親の面倒や葬式や墓守りをするのは分かる。
しかし
なんのメリットもないのに、嫌な事をいう奴の墓守りなんかする必要はない。
妻にはなったが
嫁にはなるつもりは無い
という女性の存在はすごく当たり前だと思う。
旦那の両親が
人間としていい方ならば、親切にしたらいいし
人間として見るべき点が無ければ、つき合わなければよい。
よく愛する人を産んで育ててくれた人だから
なんていうセリフがあるが
それはその親がいい人だから言えるセリフだ。
もし僕の妻になる人がそんなセリフを言って僕の両親と仲良くしたならば、嬉しいよりも気持ちが悪いよ。