
段ボール箱に
物を詰めていたら
ガクンと
気持ちが落ち込んだ。
完全な鬱だ。
ベッドに仰向けになり
天井を見ていたら
もいどうにでもなれ
と
体も心も停止してしまった。
しばらくして
駅前の八剣伝に行こうか
と思えたので
重い体を引きずるように駅前に向かった。
自販機を覗くと
クロちゃんがひとり考え事をしていた。
猫の手も借りたい
まさに今の僕の状態である。
クロちゃんあした荷造り手伝ってくれないかなあ…
かつおあげるからさぁ
クロちゃんの返事は
あしたは忙しい
とのこと。
もしいま荷造り手伝ってくれる人がいたら
僕は無条件で養子にいく。
黒猫薫に名前が変わっても構わない。
僕は引っ越しが嫌いなのだ。
・


