10/20/2009 やるなあ加藤和彦
加藤和彦さんが
自らいなくなったのは
彼らしくて驚きはないのだが
僕がうらやましかったことがひとつある。
あの
同居していた美人だ。
和彦さんが自死したあとに
知ったかぶりのマスコミは
離婚のあとの孤独が彼を自殺に向かわせた
なんて言っていたが
加藤和彦はそんな男ではないと僕は踏んでいた。
あんな葬式が僕の理想だ。
僕の葬式に友人知人がやってきた時に
おとなしく僕の遺影を持つ
謎の若い美人。
あまりにも喪服の似合う女性を見て
みんなはこう言うのだ。
「山口のやつ、あの女性に喪服を着せたいばかりに死んだんたな。」
「あんなに喪服が色っぽいならば、うちの女房も未亡人にしようか。」
葬式に謎の美人。
なんとか死ぬまでに用意しないとなあ。
いやいや
用意出来たら死んでしまおう。
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