山口薫のブラック・ボックス
黒い函にはなにがあるのか?

チャイナフリーはむずかしい

チャイナフリー

中国産品を使わないということだ。


中国は羊頭狗肉という言葉がある昔からまさに羊頭狗肉のあった国だ。

いまさら驚くほうがおかしい。

他の国の人が食べる者に責任をもつなんて発想はもともと無い。それがいいとか悪いとかでは論じられない。そういう教育をしてない国なんだから。


責任を問うならば輸入した者にだろう。

さて僕は町田にいるときにお腹がすくと踏み切り近くの富士そばを食べることが多い。

ざるそばの大盛りダブルだ。

富士そばは神奈川には無い。

神奈川は箱根そばの縄張りだ。だから東京都の盲腸である町田に来たときには富士そばを食べる。


しかしいつもそばだと違う麺類を食べたくなることがある。


富士そばのちょっと先にラーメン屋がある。H屋だ。

先日そのラーメン屋に入ったときのことだ。


席に着いてメニューを見るとそこにはなにか書かれた紙があった。

読んでみるとこういう内容である。


「中国産きくらげの使用を中止しました。昨今の中国産食品の安全性の問題を考慮しまして、ラーメンに入れていた中国産のきくらげ の使用を中止することといたしました。」


そうかあ こんなところにもチャイナフリーは起きてるんだなあ。

自分でコップに水を入れて飲んでいたら、やっと店員が注文を取りにきた。


「ゴチュウモンキマリマシタカ?」


僕は口の中の水を吹き出しそうになった。


店員は中国人だったからだ。



いまの日本においては完璧なチャイナフリーはむずかしいのだ。



僕は考える。
もし僕がどこかほかの国の食堂でアルバイトしていて、その店にこんな紙が貼られたらどう思うだろうか?
「昨今の日本産の食品の安全性の問題を考慮しまして、当店では日本産の食材を使うことを止めました。」

腹が立つよりも情けないと思うだろう。


あの中国人の店員は何を感じているのだろうか?



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