僕と友恵は



初めて逢ってから



結婚まで



三回しか逢ってない。






四回目に僕の部屋に来た友恵は



半年間の時間を待って



僕の妻になった。





離婚女性の半年間の縛りがなければ



四回目の日に結婚届を出していたろう。





とにかく



中身の濃い



出逢いから結婚までの日々。






ツインソウルは



逢った回数ではない。





僕らは逢って初回に結婚を悟り



遠距離で二回逢いに行き



毎日毎日何時間も電話をした。






僕らにとって



遠距離とか



彼女が人妻だとかは


まったく気になることはなかった。






僕らが結婚することはわかっていたし



僕らが正しいとわかっていた。







僕は彼女に逢いに行く前に



逢うことを躊躇していた。





友恵が嘘偽りないメールをくれていたからだ。





そんなときQちゃんが耳元で囁いた。




行かなきゃだめだよ。






待ち合わせで初めて友恵を見たときに



Qちゃんの言葉の持つ意味が分かった。




僕の人生のすべては


この人に逢うためにあったんだ。







彼女の車でドライブ


東尋坊や三国ボートレースに行った。




三国ボートレース場の観覧席の



いちばん右のいちばん下は



日本で唯一の畳席。




そこで逢ったばかりの二人は



ボートレースもそっちのけで抱き合った。




東尋坊の青い海はきれいだった。






その日はずっと二人で笑っていた。







食事のあと



僕の予約していたホテルに向かった。








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