渋谷にオンリーラブハーツを



見に行った帰りに、


たいへんに流行っているラーメン屋があったので



夫婦で入った。




うまくない。




しかし、流行っている。







ラッスンゴレライが流行っていた。



流行っていたのだか、



大人には面白くない。






今回、又吉直樹さんの



火花を読んでみて、


それと同じ感覚になった。



これをいい作品と言う人がいるならば、


いい作品だし、



おもしろいと言う人がいるならば、



面白いのかもしれない。



しかし、僕は面白く無い。



多くの人にとって



この作品が本を買うきっかけになったらば



そういう点では、いい作品だろう。


火花からは



白石一文さんや樋口毅宏さんの作品にある、



立体感や



精神的な奥行き



を読み取ることが出来なかった。





これが現代の芥川賞のレベルならば仕方がないのだ。




直木賞をとった



「流」



も購入して読んでいるが、こちらは躍動感がありいい作品だ。





湊かなえさんの新作


「リバース」



前評判がいいので購入して読んだ。




湊かなえが初めて男性を主人公にして書いた作品だが、



購入した読者としてキチンと書く。




駄目な作品だ。




名作の告白の時に感動した



主人公の心情描写が、



今回は中学生の作文レベルだ。




ストーリーも締めも稚拙。



普通の本読みならば、犯人は前半ではっきりとわかるはずだ。





他の作家が書いたのならば、



仕方ないなあとなるが、



湊かなえが書いたのならば駄作だ。





しかし、




ラッスンゴレライ

ラッスンゴレライ




これを町山さんがキチンと



ラジオで解説してくれたので、



府に落ちた。





「ラッスンゴレライを見て、



何が面白いのか、



バカじゃないかと思ったけど、



よく考えたら、



僕らだって子供の頃、



ドリフターズのギャグを面白がっていたでしょ。




あれから世の中には


もっと楽しいものがあると知ったから、


今となっては下らないけど、



まだそんなに面白いものを知らない子供にしたら、



ラッスンゴレライで充分に楽しいんだよ」





町山さんの言う通りである。





火花やリバースを面白い人もいるのだ。


つまらない女でも抱いていて喜んでいる男がいるのだ。





世の中にはラッスンゴレライがあふれているのだ





なまじ楽しいことを知らない方が



人生は楽しいのかもしれない。










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