友恵と外出をしていると



必ず起こることがある。






電車に二人で乗ると


周りの男性がみな友恵を見る。





僕はわざと友恵から離れて立っている。




降りる駅の手前で友恵に近づいて頭をポンポンすると



周りの男性たちはぎょっとする。



おそらく知り合いでもない男が美人に近づいて触ったと思うのだろう。






僕と友恵は誰が見ても



夫婦でもなく



知り合いでもなく



まさに他人という風体。






昨年の夏にやはり二人で電車に乗ったときに



友恵が僕につぶやいた。



「はあ~電車の中はすずしいね。」





すると友恵のそばにいた男性が




「そうですよね!すずしいねですよね!」






今日



中央林間のマクドナルドに



新しいコーヒーを飲みに二人で入り



長テーブル席に並んで座っていた。





するとあとから来た中年男性が



空席だらけなのに友恵の向かいに座った。





その男性からしたら


女子大生風の美人がいたから正面に座ったのだろう。



まさか隣にいるニューヨーク土産でもらった



ラッパー風のパーカーを着た



スキンヘッドの凶暴な風体の大男が



その連れとは見えなかったのだろう。





僕が食べ終わったダブルチーズバーガーの紙を



友恵のトレイに投げ込んだら



男の目は驚いていた。








友恵と僕は外観は不釣り合い。






世間は僕という男には



年相応の中年女性で


小太りかなんかで



ちょっと品がなく



まあ若いころは可愛かったのかなあ



みたいな女性が



嫁なんだろうなあ



そうあってほしいなあ



と信じている。







だから



僕が知り合いに友恵を



嫁です!



って紹介すると






「まあ!すごい美人!」





と目をまん丸にして


カンペキにお世辞無しに驚く。






僕はうれしい反面



微妙な気持ちになる。








嫁はツインソウルで美人







これ以上なにを求めるか?










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